【要約】 ポータルサイトで提供されている検索サービスは、他の検索サービスから検索結果を供給してもらっていることがあります。どの検索サイトがどこと提携しているのかを理解することが、サーチエンジンプロモーションの戦略企画立案において重要になります。
ニュースから天気予報、ファイナンス、スポーツ、エンターテイメントまで幅広い情報を提供するポータルサイト。例えば MSN
や ODN, ISIZE, Lycos, Yahoo!Japan などありますが、それぞれのポータルサイトは検索サービスも提供しています。ところでこの検索サービスで提供されている検索結果データは他の検索サービスからデータ供給してもらっている場合があります。例えば
Yahoo!Japan のサイト検索とページ検索はそれぞれ異なる検索結果を表示しますが、それぞれのデータはどこから来ているのか。それを理解しなければ例えばページ検索で上位に表示させるにはどう対処すればいいのかわからなくなってしまいます。
まず検索サービスで有名な Google。 Google はどこのポータルサイトに対して検索結果を供給しているかというと、Yahoo!Japan,
AllAboutJapan, BIGLOBE, @NIFTY, Excite です。さらに、Yahoo!Japan は全面的に
Google を採用しているわけではなく、サイト検索は Yahoo 自身が持つディレクトリから検索結果を出していますがそのディレクトリ内に該当するキーワードがない場合、またはページ検索を選んだ場合は補助的に
Google の検索結果を出しているわけです。
日本テレコムが運営するプロバイダーサイト ODNでは サイト検索は looksmart を 、ページ検索は alltheweb
を利用しています。Lycos はサイト検索は Lycos ディレクトリですが ページ検索は 米 Wisenut です。Docomo
AOL のサイトは goo の検索結果を出します。MSN は Looksmart と Inktomi ベースの検索結果です。
これらの検索エンジンの提携関係についてこちらにまとめてありますので、参照してどことどこがどう提携しているのか把握しておきましょう。
(イー・プロモート 代表 渡辺隆広)
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