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更新: 2001/08/30


 
検索サイト基礎知識(3) 登録する際の注意点

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登録をする際の注意点

 登録申請をする際にも、守るべきルールというものが存在します。これを無視して登録をすると、登録してもらえないばかりか SPAM 行為者として認定され登録申請を無視される、サーチエンジンのデータベースから削除されてしまう場合もあります。

 サーチエンジンプロモーションといって、1週間や2週間、または1ヶ月おきに検索サイトに登録をする方や代行業者がいますが、これもSPAMと見なされます。場合によっては二度とデータベースに登録してもらえなくなる場合もありますので、安易に定期登録してくれる代行業者に依頼するのも危険です。

 注意するべき点をまとめてみます。

1)登録申請方法

 実際に登録申請を行うには、検索サイトに1つ1つアクセスをして登録申請を行う方法と、自動登録ソフトを利用して短時間にまとめて複数の検索サイトに登録申請を行う方法があります。

 1つ1つアクセスして登録申請を行うことは大変な労力と時間が必要であり、多くの方が自動プログラムがあれば便利なのに、と思うかもしれません。しかし、実際にはたとえ面倒でも1つ1つ自分で登録申請を行ったほうが確実です。


自動登録プログラムを利用する場合の注意点

 自動登録プログラムを使ってディレクトリ型サイトには登録しないことです。ディレクトリサイトへの登録申請にはそれぞれ特有のルールがありますので自動プログラムでは対応できません。また自動プログラムによる申請は SPAM 行為と見なされるところが多くありますので、この意味からもディレクトリ型サイトに自動プログラムを利用して登録してはいけないのです。
 
 また、自動登録プログラムは購入時点である一定の量のデータベースを持っていますが、その中から本当に有益な検索サイト、つまりトラフィックを誘導できる検索サイトにだけ登録申請を行うようにすることです。

 残念なことに検索サイトの中にはメールアドレスを収集する目的のためだけ、あるいは SPAM メールを配信するためだけに設置されているサーチエンジンがあります。サーチエンジンに登録申請する際に記入するメールアドレスは有効なアドレス(実際に利用されているアドレス)であることがほとんどですので、DM配信業者(スパム配信業者)に売却して利益を得ることができるためです。

 従って、個人レベルで運営されておりトラフィックがほとんど集められそうもない検索サイトには登録を行わないことです。

 また、自動プログラムはクリックさえすれば何度でも登録申請が行えますが、1週間に2度以上、同一URLまたはウェブサイトを登録申請してはいけません。同一ウェブサイト内の別ページでも同様です。特にサーチエンジンはそれらの行為を SPAM とみなし以後二度とindex に含めない措置をとる場合もあります。
 
 自動プログラムを利用する際には以上の点について注意をしてください。


手動でURL申請を行う場合の注意点

 手動でURL登録申請を行うということは、1つ1つ自分でアクセスをして登録申請を行っていくということです。登録申請に多くの時間を割いても仕方がないので、多くのトラフィックを見込める検索サイトに絞って登録作業を行うようにしましょう。

 日本国内でいえば、ディレクトリは Yahoo!Japan、Lycos、looksmart、ODP 程度で十分です。サーチエンジンであれば、goo、Google、infoseek、Lycos、excite、フレッシュアイ、alltheweb 程度で十分です。登録されるまで、2週間に1度程度のペースで何度か申請を行ってみましょう。

 ディレクトリについては、人間の審査が入りますので一度登録申請をしてだめだったら、自分のウェブサイトのどこに問題があるのか、どうしたらよいサイトになるのかを考えましょう。Web サイト評価を行っているウェブサイトに審査をお願いするのもよいでしょう。

 サーチエンジンについては、基本的にURLを申請すればスパイダーが巡回してくれるはずなので、時期を見計らって自分のウェブサイト内にあるキーワードを複数入力して、登録が完了しているかどうかを確認しながら申請を行います。

 審査完了までの期間を短くしたければ、前章でふれたエクスプレスサービスを利用して登録することもおすすめします。altavista、Yahoo!Japan、looksmart がエクスプレス登録サービスを提供しています。


  
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