パンくずリスト
まず、こちらのページを見てください。この画面の左上あたりを見ると、次のような表記があります。
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この部分は、いまユーザーは Yahoo!Japan という巨大なディレクトリサイトの中の、ビジネスと経済のディレクトリに属する、企業のカテゴリの、マーケティング、広告ジャンルのインターネットという階層にいるんですよ、ということをユーザーに伝える役割を持っています。
Yahoo!Japan はトップページを見ておわかりの通り、大きく分けて14のジャンルに、そしてそれぞれの階層にジャンル別に非常に細かな分類がされています。トップページからずっとクリックしていったユーザーは、ある時自分が
Yahoo!Japan ディレクトリのどこにいるのかわからなくなる、つまりウェブサイト内で迷子になって困ってしまうことがあります。
しかし、上の表記を見ることによって、自分がいまどこにいるのかを常に確認することができ、いつでもトップページに戻ったり、あるいは2つ上の「マーケティング、広告」カテゴリにクリック1つで戻ることができるのです。
この表記のことを「パンくずリスト」(トピックパス、Topic path)といいます。これは、どのウェブサイトにも是非採用していただきたい手法です。
インターネットは、マウス1つで次々とクリックしていくだけで様々なウェブページを閲覧することが可能です。しかし、その手軽さ故にいつのまにかユーザーは自分がいまウェブのどのサイトのどこにいるのか見失ってしまうことがしばしばあります。例えば現在見ているページに興味があっても、そのページがどこに属するどのページなのかわからなければそれ以上このユーザーはウェブページを見られません。ショッピングサイトを訪れていて、自分が興味のある商品ページにたどり着いた。これに関する他の商品も見たいんだけど、この商品ってどこのカテゴリーに属するんだろう・・・それがわからなくなって購入をあきらめなければいけないケースもあります。
しかしこのパンくずリストを示してあげれば、ユーザーはその興味のあるページがどこのウェブサイトに属していてどの階層にあるのかを知ることができます。これによってユーザーは1つ上の階層に戻るかあるいはトップページに戻ってこのウェブサイトの他のページを見ることができるようになります。ショッピングサイトであれば、その商品がそのウェブサイト内ではどこのジャンルに属しているのかを知ることができ、それによりユーザーは他の関連商品や類似商品を閲覧・比較することができるようになります。
このように、パンくずリストはウェブサイトのナビゲーション機能を大きく向上させることができますので、是非自分のウェブサイトにも設置をしてみましょう。
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